これからはちょくちょく好きなアーティストや曲を紹介していこうと思う。
このバンドは1980年代後期にデビューし、全米チャート1位を獲得したこともあるビッグバンドです。
ジョン・ボン・ジョヴィなどがデビュー時に支援したため、ボンジョヴィの弟分といった肩書も持っています。
さらにスキッド・ロウのギターでメインソングライターは、ジョン・ボン・ジョヴィの幼馴染でデビュー前のボンジョヴィ在籍していたデイブ・スネイク・セイボという人物なのです。
話ではボンジョヴィでのスネイクのプレーを見たリッチー・サンポラが「俺の方が上手いから俺を入れろ」といってスネイクを追い出したとか・・・。
私個人の感想ですが、スキッド・ロウのハードロック調の曲はあまりメロディアスではないので、正直魅力を感じたことがないのです。
スキッド・ロウの魅力はバラードにあると思う。
とてももの悲しく湿った曲調に、ボーカルのセバスチャン・バック(愛称バズ)が激しく歌い上げる。
バズの歌い方は激しく叫び歌うというスタイルで、私の好む歌唱法です。
そのバズの歌にスネイクの曲が素晴らしくマッチするのです。
また、ギターソロもブルージーに泣かせていてとても素晴らしい。
長年ギターソロを弾いているのはスネイクだと思っていたのだが、ソロはもう一人のギタリストのスコッティ・ヒルだったのには驚いた。(;'∀')
一応現在も活動しているが、ボーカルのバズが脱退(解雇?)し往年の勢いはなくなったらしい。
実際、バズのいないスキッドはスキッドじゃない。というファンは多いようだ。
メンバーの仲たがいで修復不可能のようで、寂しい限りである。
お勧めの曲
In a Darkened Room(アルバム”SLAVE TO THE GRIND”収録)
ムーディーなバラードで、ギターソロの泣かせ具合が素晴らしすぎる。
このアルバムには他にも良質なバラードが2曲入っているので泣きのメロディが好きな人は是非聴いていただきたい。